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Sapporo
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自転車死亡事故を追及!

20130906
死亡者が出たブルーレーン、それなのに今度は別団体がイベントとして専用レーン設置する感覚
 札幌市内の暫定的に設けられているブルーレーン(自転車専用レーン)で7月、そのレーン上で車にひかれ亡くなっています。本紙では再三この件を問題にして、札幌市・北海道・道警など、そして会代表の北大教授に事件の究明を求めています。しかしいまだなしのつぶてで、知らんふりです。そうした中、また奥目もなく今月8、15、16日に「自転車ディ」と称してイベントを実施すると別の団体が発表しています。自転車専用のブルーレーンを札幌市中央区の南1条西2~3丁目に設置するという。死者が出ているブルーレーン問題のいまだ説明がないまま、よりによってイベントとしてお祭り騒ぎを企画するまったく理解不能な行動です。お遊びのイベントで自転車を危険な車道に誘導するのでなく、むしろ先に亡くなられた犠牲者に対しても、なぜ死ななければならなかったのかを徹底して追究すべきではないか、今やろうとしているイベント、その背景をしっかり考えてもらいたい。

20130905
ブルーレーン上での死亡問題にいまだコメントなし、代表の萩原北大教授は答えるべき
 北海道大学の萩原亨教授が代表となって札幌都心部自転車対策連絡協議会が設立されています。昨年10月中にも「車道における自転車の安全性向上」を目的に社会実験と称してブルーレーン(自転車専用レーン)を設置していました。ことしも現在も同様のブルーレーンを設置し、自転車を車道走行するよう誘導しています。ところが7月19日、このレーン上で信号待ちしていた男性が車に轢かれ亡くなりました。その場所は、中央警察署からでも見える場所です。社会実験と称した取り組みがもたらした悲劇に、この萩原教授が率いる自転車対策協議会は、どのように考えているのか。いまだ教授から何のコメントも発せられていません。この協議会には札幌市、北海道庁、道警、開発局、サイクリング協会、自転車活用推進研究会などその事務局が民間の(株)ドーコンとそうそうたる構成です。しかも今でもブルーレーンに安全配慮がないまま自転車を誘導していることです。北海道大学の萩原亨教授は協議会の代表ですから、社会的な責任を明確にすることです。

20130803
札幌市などが進める自転車専用のブルーレーン上で死亡、起こりえた事故だった
 札幌都心の大規模公園であるほぼ全体を使い札幌ビヤガーデンがオープンした。その7月19日は快晴に恵まれ、上田市長は自ら作った「乾杯ソング」を引っさげ、さぞ気持ちがよい日であっただろう。だが現実は同じ日、市内で自転車が絡む交通事故死が相次ぎ起こり、3人が死亡した。札幌市は自転車を歩道から排除し歩行者の安全を確保する考えを、最近強く打ち出している。市内のメインストリートの歩道では「自転車の押し歩き」を提唱するなど、見方によっては自転車敵視政策が露骨だ。やっている政策は確かに間違いはない、自転車は道路交通法上、車道走行が原則の「軽車両」に当たる。しかしその政策の中、中央区の国道230号の路肩に自転車の車道走行を促す「自転車走行指導帯(ブルーレーン)」を昨年に続けて設置し、歩道から自転車を車道に誘導した、その結果指導帯上で今回の死亡事故が起こった。明らかに自転車利用者に対する安全対策がない結果といえる。歩行者を安全に歩いてもらうため、自転車を車道に追いやった、しかも車道を走る多くの車両が指導帯の意味さえわからないままだ。行政の拙速さが犠牲者をもたらした。しかも指導帯が社会実験としてスタートしたことから、人体実験をこんな形で行った暴挙ともとれる許されない行政の行いだ。市長はこの日の乾杯ソングをとのような気持ちで声を張り上げたのか、アルコールよりも人命を大切にする札幌になってもらいたい。この問題はあらゆる機会に追及されなければならないでしょう。

20130729
まったく無責任な自転車専用のブルーラインの実証実験、人が死んだ責任をとれ
 昨年10月から札幌都心部自転車対策連絡協議会の主催による「札幌都心部における都市型積雪寒冷地の自転車走行空間の実証実験」が、札幌市中央区の国道230号線の通称・北1条通区間(北1西4~北1西7)で行っていました。実験期間は10月31日までの1カ月でしたが、そのとき「問題がなければ実用化や、札幌など都市部国道での指導帯増設を検討する」との考えを示していました。それにもとづき今年も現在実施していますが、先日、まさにその実験ラインで車に自転車ごとひき殺される事件が起きました。この実験は人の死傷までも認識して進めたのか、それにしても実験だからといって安全の確保もしないままで実験をするとは、大問題と言える。この主催する協議会は北大、札幌市、道警、北海道、国など10団体以上で構成されており、この交通量の激しいラインを彼らは自転車で走行したことがあるのか、現実はかなり厳しい。実験ライン上には車の停車、バスからの乗降、今回死亡したカ所は地下駐車場からの出口すぐなど、どう見ても問題箇所だらけのライン。いくら実験といってもこれは人災だ、その後も実験は続いているがまったく無頓着な面々による会議室での決め事としか言いようがない。人が死んだことの責任をどうとるのか、発表してもらいたい。

2013/07/24
札幌市長ビヤガーデン開幕で「乾杯ソング」をお披露目、その日自転車事故で3人が死亡
 札幌市の自転車利用総合計画が策定されていますが、その冒頭に市長は、自転車利用において「安全で快適に人が歩き、自転車が走っている街をイメージしながら、自転車を都市の移動手段としてしっかり位置づけ、利用環境の改善を取り組んでいくことを示した」と述べています。その自転車を道路交通法上、「軽車両として自動車と同じ車道を走ることが原則」との考えを強調しており、それは自転車が歩道で人身事故を起こしていることが起因していると思われます。しかし現実は、自転車が車道に入り走行することで、札幌市内で19日に3人が死亡しています。中には、同市中央区北1西6の国道交差点で、地下駐車場から出てきた車が信号待ちしていた自転車の男性を轢いて死亡させています。しかもその停止位置は社会実験として実施している「自転車走行指導帯(青ライン)」の中と言います。この場所は国道として市内を横断する通行量の多いところで、そこを社会実験ゾーンと指定しながら誰一人として交通指導の立場の人がいません。この青ラインは中央警察の目の前にあるにもかかわらずです。一体どういう考えで実験をしているのか、人の死傷を含めた社会実験なのか、もしこの青ラインがなければ、まずその車道の路肩でも自転車で走行することはなかったと思われます。これでも「軽車両は車道を走れ」と言うのか、この責任は札幌市など行政が進める自転車を歩道から閉め出せと言わんばかりの「自転車敵視政策」の表れではないだろうか。安全配慮もなく、自転車を歩道から一掃する政策を進める限り、犠牲者が今回だけでなく、これからも続く可能性がないとは言えない。現に今回亡くなられた北1西6の地下駐車場出口付近は、事故後も何らの対策がなく、引き続き社会実験と称し自転車は走行しており、また事故の犠牲者が出る可能性を秘めています。たった一日で3人が亡くられた19日、上田札幌市長は同じ日開幕の大通ビヤガーデンで自ら制作した「乾杯ソング」をお披露目しています。この市長の下で市民の安全ははたして大丈夫なのか、だんだん不安になってきました。人生は「乾杯」とは行かないのですが、市長はどうも別格のようです。

20130720
自転車利用者が車に殺される、真剣な対策がなかったのが原因だ
 札幌で自転車利用者が車に轢かれ1日で3人が亡くなりました。いずれも19日午前の出来事。中には、自転車専用の青ライン(自転車走行指導帯)上で、信号待ちで停止中後ろから来た車に轢き殺されたという。しかもこの青ラインを社会実験として推進する道警のすぐそば。実際、青ラインを敷き利用を促しながら、道警など行政機関は、その周知をしている姿を見たことはありません。その証拠に、本紙でも再三取り上げていますが、青ライン上に一般乗用車、トラック、バスまでが堂々と駐停車をしており、まったくと言っていいほど自転車だけでなくドライバーにも、青ラインの意味を説明していません。ようは本気でないのです。歩道から自転車を追いだし「軽車両の自転車は車道が原則」と徹底したことがこうした痛ましいことになったのです。再々再度申し上げますが、自転車が車道走行することは命がけです。そのことをしっかり考えることです。原則を徹するなら青ライン網をめぐらし、それが日常的なものになるような自転車の安全対策を立てるべきです。そのことが、歩行者にとってもドライバーにとってもベターになると思われます。対策は普段から街中を自転車に乗っている人からの意見を踏まえ、行うことです。

2013/07/19
自転車事故多発、車道に自転車専用の全市的な青ラインの敷設が先決
 「自転車は車両だから車道を走るように」と警察など行政官庁が最近強く主張するようになりました。今日も札幌市内で死者が出る複数の自転車が絡んだ事故が起きています。いまの自転車に対する取り締まる側の発想では、自転車利用者は生死をかけた事故を意識しなければならないでしょう。現状の自転車対応は、その利用者の安全のため原則として歩道を認めていましたが、ここ数年来自転車台数が増える中、歩道を歩く人が危険な目に遭っている現状もあって、勢い自転車は車道に戻れとなっています。このほか自転車の駐輪によって歩道が狭まり、これは車の駐車場を作る店舗などが駐輪場は意識していないことも影響しています。だから役所が自転車置き場をせっせと作っていますが、追いついていません。駐輪場の必置義務などの検討が求められます。こうした中、自転車を本来の車道に戻す社会実験と称し、歩道と車道の間に幅約1.5メートルの路肩部分を青色で塗装した自転車専用通行帯(青ライン)を設置し、札幌市中心部の国道230号線で行っています。ほんの短い距離でこれが社会を名乗るほどの「社会実験」と言えるのかと、まったくお粗末です。真剣みがありません。実際、この短距離間にラインをふさぐ駐車、バスも同じように停車。そのときは自転車はそれを避けるため車の往来が激しい中に膨らみます。実際、ラインを引いたから「自転車を車道に戻すための実験をしているのですよ」と言いたいようですが、実際は「ラインを引いた」で目的を達成したと思っているのでしょう。とにかくまったくやる気がありません。自転車は車両、それを車道に戻す、その考えは正解。だったら自転車先進国のオランダやドイツを学び、青ラインのハード面の設置だけでなく、青ライン内の駐停車禁止、バスも同様にしたソフト面にもしっかり対応すべきでしょう。そうしたことやらず、自転車を敵視するだけでは利用者は生死を覚悟するほかない。特に札幌市は、歩行者が多い歩道をイベントのように「自転車の押し歩き社会実験」と称して、それを仕事をしていますが、こうした状況の下で自転車を押し歩くこと自体が歩行の邪魔であることは明確でしょう。押し歩くほどのところは歩道イベントでなく、むしろ車道の青ラインの敷設が必要であり、本筋で仕事をしてもらいたい。はっきりいって自転車はこれからも増え続けるでしょうが、ただ規制だけでなく、軽車両である以上車並みの対策を自転車に求めるべきではないか。まず全市的な青ラインが先決だ。むろん安全対策があっての上だ。

2013/07/11
札幌市の自転車押し歩き実験、そんなことよりブルーラインの敷設が第一ではないか
 自転車は環境にもやさしく、身近な交通手段として利用者が増加しています。それにつれて自転車の事故やルール・マナーに関するトラブルも増えているため、札幌市は10日、中央区南1から4条の札幌駅前通りの300メートル区間を自転車の押し歩き実験を始めたとPRしています。自転車は歩道で走る以上、特に街中は歩行者との接触の危険性が多分にあります。そのため押し歩きを実験しても、その効果は自転車利用者の意識改革になならないでしょう。利用者意識は当然に、「歩くんなら自転車はいらない」そう思うのが自然です。こうした実験よりもなぜ本来の車道を走れるようにしないのか、実験に役所が全力をあげるのでなく、自転車専用道路の敷設が第一ではないか。実際今試行中の札幌中央署前にあるブルーラインの自転車専用道路でも、荷物搬出中の車や一服休憩中の車がラインの上に鎮座している。確かに街中は自転車であふれていますが、行政のやるべきことは「自転車は車道走行が原則」である以上、車道上にブルーラインを敷設し、その利用や利用障害に対処することでしょう。早く手を打たず、何のセイフティー対策もやらず自転車を車道に追い出すようでは交通事故死の急増を招くことになります。現実をわかっているはずなのになぜ核心に触れたことに手をかけないのか、ここで「押し歩き」などのような役所仕事をしてはならない。


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